こちらでは、ナースセンター内での人間関係について考えてみたいと思います。
何かと面倒ごとの多い女社会を生き抜くために、私たちはどんな対策を考えるべきなのでしょうか?
看護師の退職理由…大半は人間関係
MCメディカ出版が調査したデータによれば、転職を考えたことのある看護師は84.5%。
その看護師たちに“どうして転職したいのか”を訊いてみると、そのうち31.7%がナースセンター内の人間関係を挙げているのです。
上司である師長に睨まれてしまったり、プリセプターに嫌われてしまったり、そういった人間関係の軋轢の中で苦しんでいる人がたくさんいるんですね…。
ナースセンターでの人間関係で悩まないためには、いったい何が必要なのでしょう?
ナースセンターで対人関係を上手くやるには?
これについては看護師に限ったことではありません。一般的な上司との関係と似たようなもの。では、ナースセンターで生き抜くための鉄則をご紹介しましょう!
上司とすれ違う時は、必ず声に出して挨拶をしましょう。会釈や黙礼ではダメです。きちんと立ち止まって、きっちり頭を下げて挨拶する。これだけで印象は大きく変わります。
目上の方に何かを教えられた時は、必ずお礼を言いましょう。
たとえ高圧的に指示を受けた時でも「ありがとうございます」と返してください。それを続けていけば、徐々に向こうの態度も柔らかくなるはずです。
職場では仲の良い人に対しても、上司・同僚の悪口を言うべきではありません。
どこから話が伝わるか分かりませんし、壁の向こうに本人がいないとも限りません。職場ではいつどんな時も油断があってはならないのです。
自分が間違ったことをしていないのに相手に突っかかられる場合もあります。しかし、それでも絶対に逆らってはいけません。特に目上の方には、何1つ言い返さないのが社会人としての基本です。
ただし、相手が悪い場合には逆らわず、何を言われてもまったく気にしないのが良い対処法です。