こちらでは、国立病院・市立病院・民間のそれぞれについて給与水準を比較してみたいと思います。
転職活動をするにあたって、どんな病院に就職するか迷っている方も多いでしょう。明確なデータをもとに検討すれば、病院選択の一助にはなるはずです。
国立・市立・民間の給与を比較!
それでは、まずは平均年収をもとにそれぞれの病院を比較してみましょう。
全国的なデータを確認してみると、
◆民間…437万円
◆市立病院…590万円
◆国立大学病院…550万円
◆市立病院…590万円
◆国立大学病院…550万円
これだけで一目瞭然でしょうが、
民間病院よりも公立病院のほうが圧倒的に給与が高いのです!
単に高い給与を手にすることだけが目的なのであれば、民間よりも市立・国立のほうが有利ということになりますね。
国立・市立の病院に就職するには?
しかし、国立病院・市立病院の看護師になるのは決して簡単ではありません。
公立機関で働くということは、公務員になるということです。
そのため、多くの公立病院では書類選考・面接の他に学力試験・一般常識試験などを課す傾向があります。
一般の病院より選考が厳しいわけですから、独力では難しいでしょう。民間の病院以上に、求人サイトの活用がカギとなるはずです。
公立病院のメリット&デメリット
病院によって異なるので一概には言えませんが、民間と比較した場合の公立病院のメリット・デメリットについて簡単にまとめたいと思います。
メリット
・平均給与が高い
・公務員なので解雇される可能性が著しく低い
・福利厚生が比較的充実している
・公務員なので解雇される可能性が著しく低い
・福利厚生が比較的充実している
デメリット
・採用されるのが難しい
・公務員の職場なので、競争意識が低い
・昇進が能力よりも年功序列になりやすい
・公務員の職場なので、競争意識が低い
・昇進が能力よりも年功序列になりやすい
以上のように、公務員看護師の場合は公務員であるがゆえの問題点もあるようです。
そのあたりも含めて、転職サイトのコンサルタントさんと相談した上で決めていくのが良いでしょう。