ストレスの多い看護師の仕事を続けるうち、次第に“もう辞めたい”という感情が湧き起こってくることもあるでしょう。
ですが、苦労してなった看護師を辞めてしまうのは勿体ない話です。こちらでは、看護師を辞めたいほどに追い込まれてしまった時の対処法について考えてみましょう。
看護師を辞めたい…その理由は?
辞めたいと思うほどに追い詰められてしまった時は、
まず冷静にその理由を分析してみましょう。
ここでは、一般的な看護師の退職理由を列挙して、問題ごとに対策を紹介していきます。
1.人間関係の問題
上司との軋轢・同僚の中で孤立している…など、人間関係の問題で“看護師を辞めたい”と考える人は多いようです。
しかし、この場合は“職場の人と合わなかった”というだけの問題で、看護師の仕事そのものが嫌になったわけではないはず。看護師の立場を投げ出してしまうのは、あまりに惜しい話です。
もし精神的ショックが大きいなら、一時的に休むのは構いませんが、是非とも別の職場に転職して仕事を続ける方向に持っていって頂きたいと思います。
2.職場環境の問題
小さい子供がいる人への配慮がない、夜勤が多すぎて体力が追いつかない場合は、職場環境の問題といえます。
我慢し過ぎて限界が来ると“もう看護師なんか辞めたい”となってしまいがちですが、この場合にも環境を変えれば仕事を続けられる可能性は充分にあるはず。
せっかく看護師の資格を持っているんですから、自分に合った職場で仕事を続けて頂きたいと思います。辞めるのではなく、転職を考えるほうが合理的でしょう。
中には24時間利用できる託児所を完備していたり、日勤だけでもOKという職場もありますから、諦めるのはまだ早いです。
3.家庭環境の問題
結婚・出産などの家庭環境の変化を理由に、仕事が続かなくなってしまった場合です。この場合、自分の人生がかかってきますから、一時的に退職するのもやむを得ないかもしれません。
ですが“もう看護師はやらない”と決めつけてしまわず、後々に復職することを視野に入れて休養に入るのがオススメです。